ー動物福祉に関する情報公開ー

アイビーテック動物福祉への取組み

私たちは、動物愛護・福祉の精神のもと3Rsの原則にさらにResponsibility(責任)を加えた4Rsを基本理念として、「動物の愛護及び管理に関する法律」、「実験動物の飼養及び保管並びに苦痛の軽減に関する基準」、「農林水産省の所管する研究機関等における動物実験等の実施に関する基本方針」その他動物福祉に関連する法令・基準を踏まえた機関内規程を策定して、この規程に基づき、申請された実験計画について動物福祉委員会が厳正に審査を行っております。

4Rsの原則

4R

Replacement(代替) 「動物の代替法の利用」
Reduction(削減) 「使用動物数の削減」
Refinement(改善) 「動物の苦痛の軽減」
Responsibility(責任) 「動物及び実験に対する責任」

アイビーテック実験動物福祉三原則

  1. 私たちは、実験動物を慈しみ尊い命に感謝します。
  2. 私たちは、責任を持って実験動物を適正に取り扱います。
  3. 私たちは、実験動物に対して知識と技術を深め、動物の特性を理解します。

機関内規程について

アイビーテック実験動物福祉三原則の下、下記規程を定め、福祉体制の充実を図っております。

  • 実験動物福祉規程(2018年4月1日制定,2022年2月1日最終改訂,2022年6月1日一部改訂)
  • 動物福祉委員会規程(2018年4月1日制定,2020年2月1日最終改訂,2022年6月1日一部改訂)

教育・訓練体制について

アイビーテックの機関内規程に従い、以下の様な動物福祉に関する教育・訓練を実施しております。

  • 動物福祉委員会が中心となって、関連業界団体等が開催するセミナー・研修会への参加を計画、実行しております。
  • 動物実験実施者は年1回以上動物福祉とラボ利用における注意事項の研修を受講。
  • 成田ラボ・神戸ラボでは動物慰霊碑を建立し、年1回、動物慰霊祭を実施しております。
    (各ラボに動物慰霊碑を設置しております。(PDF))

自己点検・評価について

動物福祉の観点から、機関内規程の適正な運用を検証するために自己点検・評価を実施しております。自己点検・評価は年1回以上、動物福祉委員会が中心となって行い、動物福祉の確保・向上に努めております。

 

【自己点検・評価】

点検施設:神戸ラボ 点検日:2024年3月29日

結果:実験動物の飼養保管及び動物実験が適正に実施されていることを確認し、問題は認められなかった。

点検施設:成田ラボ 点検日:2024年3月29日

結果:実験動物の飼養保管及び動物実験が適正に実施されていることを確認し、問題は認められなかった。

外部認証について

公益社団法人日本実験動物協会による実験動物生産施設等福祉認証事業の調査を受け、本施設(成田ラボ)は適切な管理、運用がなされている適合施設として令和2年2月7日に認証されました。

公益社団法人日本実験動物協会による実験動物生産施設等福祉認証事業の調査を受け、本施設(神戸ラボ)は適切な管理、運用がなされている適合施設として令和5年1月31日に認証されました。

成田ラボ(令和2年2月7日認証取得)(公社)日本実験動物協会実験動物生産施設等福祉認証事業

神戸ラボ(令和5年1月31日認証取得)(公社)日本実験動物協会実験動物生産施設等福祉認証事業


動物実験資格認定

動物福祉と動物実験技術の向上を図るため、公益社団法人日本実験動物協会認定の実験動物1級技術者および同2級技術者の資格取得を進めています。

有資格者1級:4名

    2級:4名